掲載日時:2020-08-20 12:44:28
皆さん、こんにちは。コロナ禍の第二派の真っ只中で、ブランスリー2020年9月号が出来上がりました。今回も前号に引き続き、インスタグラムに記録されたベーカリーの物語を掘り起こし、それについて、本誌の記者がさらに電話取材をして、そのベーカリーをいろいろな側面から描き出しました。ベーカリーが自ら描いた自画像をなぞりながら取材を進めていくという作業は、普段の対面での取材で得られるベーカリー像とは一味違った実像を描き出すことを可能にするようです。どちらがいいかという話ではなく、それぞれに違った良さがあり、本誌は、その時々の社会状況に合わせて、それぞれの良さを享受していきたいと考えています。
ところで、コロナ禍の第二波も、ピークアウトしという専門家もいるようです。実効再生産数(1人の感染者が、感染力が消えるまでの間にほかの何人に感染させるかを表す数字)が1を下回ったというのがその根拠のようです。テレビの報道では、PCR検査のハードルが下がったことで、無症状の感染者が多く発見されるようになり、自分が感染していることを知らずに、他人に感染させてしまうというケースが減っていると考えられるのも実効再生産数が下がっている理由なのでしょうか。