”旅にトラブルは付き物” ...これは、義父:辻バードと一緒にヨーロッパを旅した時に、いつも言われた言葉です。
慣れないことをやり、慣れない場所に行く。すんなり行く方が珍しい。自分で苦労しながら、いろいろな場所に行き、自分でアクションを起していろいろな体験をする。 その中で、必ず何か思ったようにならなかったり、予定通りに行かないことがある。 だからこそ、いつも何かある起きると思いながら、常に余裕を持ち、先を読み、柔軟な対応ができる自分創りをしなさいという意味なのです。 トラブルに巻き込まれないように注意することと同時に、起きた時の対応力が求められます。
さて、今回の旅は、トラブルからはじまりました。
今は雲の上のはずだったのですが、今、成田空港そばのホテルにおります。
アリタリア航空のミラノへの直行便が、機体整備のため、現地から飛んで来ないため、新たな機体を待って、明朝のフライトに変更です。 ローマ行きに乗ってトランジットする選択肢もあったのですが、当初17:40着のところが、23時頃到着になり、しかもマルペンサ空港ではなくリナーテ空港着なので、迎えに来てもらうにはあまりに迷惑と考え、明日のフライトで行くことにしました。
迎えに来てくれるGianni氏は、ボルゴティチーノというマジョーレ湖に比較的近い場所に別荘を持っていて、 駐在時には何度も訪問しているのですが、今回、9年ぶりに訪問し、ここに泊まらせてもらう約束なのです。この場所は、リナーテ空港よりもマルペンサ空港からが近いので、その方が都合が良いわけです。
そんなわけで、今日はホテルで仕事をしたり、旅の内容を考えたりして過ごしています。
過去、フライトの遅延や、一度飛んだが戻されて機体を変更した経験はありますが、一泊するのは、生まれて初めて。初めて今回2人で旅する息子の新(19歳)にとっては、良い経験だと思います。彼には旅の技術と心構えも覚えてもらいたいと思っています。
では、明日からミラノ→パリ→ナポリ→フィレンツェ→ローマの旅へと行ってまいります!
山根 証 at ホテル日航成田 Wi-Fiコーナーより
|