みなさん、今年もお世話になりました。
2007年を振り返ると、存在の大きかった義父:辻バードが亡くなったことは、私にとって大きな節目となりました。人生って何なのか。自分は残りの人生をどう生きるかを、深く考え続ける大きな契機となっています。
そして、食品業界をはじめ、偽装事件が明るみに出た年。良い悪いを論議するより、人間としての価値観や倫理観をもっと明確にしなくてはいけないと感じました。人として、どうなのかが大きな問題です。やはりこれも”どう生きるか”というテーマなのだと思います。金のためを第一に考える人生のつまらなさを教え、もっと世の中には素晴らしく感動できることが沢山あり、生きることが楽しいと教えられる大人の存在が求められています。そういう文字通りの大人の存在が少なくなり、子供社会にも悪影響を与えていると強く感じるこの頃です。
真に大人になるとはどういうことか。人を尊敬する。人に尊敬される。そんな関係はどんどん薄まってしまうのでしょうか。いや、そうしてはならないのです。
沢山の感動できる人生を皆で共有して、楽しく生きていきましょう。 来年も新たなことにチャレンジします。
山根 証
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