みなさん、こんばんは!
今日は、高尾にある東京霊園へ、義父:辻バード(辻眞須彦)の墓参りに行ってきました。快晴ですが、空気は冷たかったです。 亡くなって4年が経とうとしています。(3月30日が命日)私が今日現在、今の仕事に力を注げるのは誰よりも辻バードの存在があったからです。彼がこの会社を経営していたからというだけではなく、最も重要なことは、その生き方であり、深く物事に向き合い、繰り返し執念深く物事の本質を掘り下げていく、その姿勢に影響を受けました。つまり、人生の楽しみ方を教えてもらったと言っても過言ではありません。
社長には辛いことが多々襲いかかってくるが、唯一の利点は、自分の望む、好きな方向に会社を持っていくことができる点にある、とよく言っていました。それはすなわち義父にとっては、大好きなヨーロッパに行って、そこにある文化について経験し、究めたいという思いを実現するために、仕事を結び付けることだったのです。それをやり続けたことが、義父の人生を豊かにしたことは間違いありません。そして、その人から、私は生きることの素晴らしさを教わることができました。今、自分の中に、もっともっとヨーロッパの食文化に関わる仕事を究め、価値あるものを生み出し、その価値を広めたい、多くの人と共有したいという欲求があります。
義父の肉体はなくなりましたが、魂は、いつも私や家族の中に生き続けています。
その義父と長年連れ添った義母:晶子さんの誕生祝いを私たち家族4人と計5人で、開きました。高尾から新宿へ出て、中華料理店でしっかり食べて満足です。家族が皆、満足してくれたので、うれしいことです。義母には長生きして、人生をさらに楽しんで欲しいです。
山根 証
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