8月24日からイタリアを旅しています。
今朝は、ナポリからローマへ移動します。
ローマ→シチリア・カターニア(タオルミーナ)→シチリア・パレルモ(トラーパニ)→ナポリと移動してきました。 ナポリでは、ナポリピッツァ職人選手権が開催され、クラシカ部門で見事、チェザリ(名古屋)の太田真代さんが優勝。多くの日本人のナポリピッツァ職人が健闘しました。皆、とても頑張っています! 20歳代の職人も増え、本物の世界で認められる職人たちの活躍のおかげで、ますます業界が発展していくことが手に取るように感じられます。 ナポリピッツァを通じて、素晴らしい人たちと出会い、共に歩むことができて、とても幸せです。
今回の旅では、初めてシチリアに来ました。
イスラムの流れやアフリカに近い土地という、他のイタリアとは違う空気を感じながら、魚介類中心に食べ歩きましたが、実は、一番印象に残ったのが、パレルモの屋台。 煙がモクモクしていたので、吸い寄せられて行ったのですが、炭火で串に刺した肉類を目の前で焼いてくれます。 スティギオーラという牛の腸を焼くのが特徴的。その他、ソーセージ類や羊や牛を串刺しして焼きます。これが何しろ美味い! やはり目の前で調理してくれる、できたての美味しさは格別です。ピッツァもそうですが、できたてで、すぐに食べなければ美味しさは失われていきます。 如何に、美味しいものを美味しいタイミングで食べてもらうか。あらためてその大切さを感じました。
あと2日、ローマで過ごして、日本へ戻ります。
同行した2人のスタッフも初めての体験で、いろんなことを感じ、吸収したでしょう。人生をさらに豊かにする旅を、これからも続けていきたいです。
山根 証(ナポリの朝)
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