初めて「ブリオッシュ」を食べたのは約36年前、東アフリカはタンザニアのホテルの朝食時だ。 ボーイが運ぶ籠には「クロワッサン」と「ブリオッシュ」が入っていた。何気なく手にした「ブリオッシュ」は焼き立てで、先ずその香りに感動した。食べた。今まで味わったことのない美味しさ。 「ムカテ インギネ」と覚えたばかりのスワヒリ語で 2回オーダーした。二つ目も三つ目も焼き立て。朝から焼き立てパンが食べ放題。 あの香りと味は、今でも忘れていない。 特に焼き立てパンが美味しいのは「ブリオッシュ」と、あの時以来、私は信じ切っている。 何回もこまめに焼くこと。そうすれば、きっとお客様の笑顔と感動する姿が見られるはずだ。
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