「野沢菜おやき」(150円)は、七輪に網をのせ、その上に並べて、七輪で焼いているような雰囲気を演出している |
窯から出てきたパンを陳列する台は、暖炉のように演出されている。木に朱色のペイントを施し、燃える薪を表現している |
|
静岡県焼津市の「ピーターパン小麦市場」は、千葉県などに複数の大型店を展開する繁盛店のピーターパンのノウハウをそのまま活用してできたベーカリー。 「弊社で何か新規事業を立ち上げようとしていたときに、弊社の社長がたまたま、千葉のピーターパンさんの横手社長と知り合いになったことが、すべての始まりでした」と「ピーターパン小麦市場」を経営する会社、ウィンウィンの甲賀照之取締役店長は話します。 パンの陳列方法にも工夫を凝らし、パンを陳列する器をパンによって変えるなどして変化を出している。例えば、野沢菜フィリングを包んでおやき風に焼き上げた「野沢菜おやき」(150円)は、七輪に網をのせ、その上に並べて、七輪で焼いているような雰囲気を演出している。陳列用の容器はこのほかにも、木の桶や中華鍋などをアクセントとして使用し、「楽しさ」を表現している。 また、パンを陳列する台は、暖炉のように演出されている。木に朱色のペイントを施し、燃える薪を表現している。 |