ピザやパスタなど洋食にも気軽に使え、和のテイストが楽しめる「ゆずすこ」
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海外での食品フェアでも「ゆずすこ」は高感触 |
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食べるラー油はいまだ人気が衰えないが、一方で、その土地の素材や食文化を繁栄した「ご当地調味料」がブームである。調味料といえば「醤油かソースか」という時代はすでに遠い過去。今やいつのまにかゆず胡椒が全国区になっていたりと、調味料のラインナップはどんどん豊かになっている。
地元新聞記者が太鼓判。福岡の液体ゆず胡椒 47CLUB(よんななクラブ)というお取り寄せ通販サイトがある。これは、全国各地の地元新聞社の記者が実際に見たり、使用したりして全国の消費者にオススメしたいと感じた商品を購入できるサイトである。食べ物をはじめ、文具、インテリア、コスメなど生活に関するさまざまな商品が揃っており、地元で活躍する新聞記者による紹介だけあって、説得力がある。 このサイトの調味料のカテゴリでは、人気ランキングが表示され、そのまま「ご当地調味料人気ランキング」として楽しむことができる。その中で堂々の1位となったのは、福岡県の食品メーカー・高橋商店が発売する液体タイプのゆず胡椒「ゆずすこ」だ。 今まで約20年間、ゆず胡椒を製造してきた同社。「ゆずすこ」開発のきっかけは、「いちいちスプーンにとって使う方法は面倒臭い」「使い勝手がよくないので冷蔵庫に眠ってしまいがち」という消費者の声が届いたことだった。 「どうしたら手軽に使っていただけるか長年研究を重ねて、液体という答えにたどりつきました」(高橋商店・江口氏)と、2008年に発売を開始。かけるだけで、和洋中あらゆる料理に使え、料理のレシピの可能性を広げてくれることが人気の理由だ。 人気に火がついたのは...(月刊ブランスリー2010年12月号へ続く) |