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第4章 什器及び陳列診断(後編) [2006年1月号 店長が自分でする店舗診断(第8回)] |
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著者の角田誠氏 |
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■変化を楽しむ勇気をもつ
店舗診断は、自分のお店を見つめなおす良い機会にしたいものです。 今まで気づかなかったことや、理解できていても日常の業務のなかでは実行できていなかったことが再認識できます。 この店舗診断に限らず、様々なメディアやインターネットなどの情報源により、商売繁盛のヒントも入手できます。また実際に、同業他社への「店舗訪問」は、自分のお店に役立つ情報をもたらします。 パンづくり職人の皆さんは、新しい食材、その組み合わせ、流行のスイーツなどの情報に関心を持つものです。それらの情報をいち早くとり入れ、新商品の開発に努力してもいます。 繁盛のための売り場づくりにも、同じことが言えます。 常に創意工夫して、メンテナンスする日々 の努力が大切です。過去の成功パターンだけが、正解ではありません。 情報の時代です。自分のお店が生き抜いて、成長を続けていくためには、「変化」 を受け入れ、「変化」を楽しむ勇気を持ち続けたいものです。 お客様が買い物される様子に注意を払い、お客様の声に耳をかたむけます。そして、より愛されるお店にするために、目の前の問題をひとつひとつ解決していきます。そのことにやりがいを感じることが、店長の責任であり、よろこびでもあるはずです。 「変化」を楽しむ勇気こそ...(月刊ブランスリー2006年1月号へ続く) |
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