ニコラ食堂の店内。落ち着いた雰囲気の中で料理とパンが味わえる。 |
人気メニューのひとつ「本日のパスタとパン」 |
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ベーカリー、パンダーチザンニコラが、ニコラ食堂をオープンした。
「パンに合う料理」がコンセプト。 「料理がとてもおいしいレストランでも、パンがいまいちということがよくあります。パンと料理の両方がおいしいレストランをずっとやりたいと思っていました」 ニコラ食堂オーナーの杉山洋春さんはこう話した。パスタ料理や肉料理、魚料理などをパンと共に出す。パンは、車で10分ほどの距離にあるベーカリー、パンダーチザンニコラ(杉山さんがオーナー)で製造したもので、料理と共に出すほか、テイクアウト販売も行っている。 ランチは午前11時から午後3時まで。ディナーは午後5時から午後9時まで。メニューは「本日のパスタとパン」(850円)、コンテチーズとローストハムなどを使ったサンドイッチの「カスクルート・トラディショナル」(600円)、「前菜の盛り合わせ」(350円)など。さらに、「デニッシュの皿盛り」(400円)や「パンの盛り合わせ」(250円)など、ベーカリーが母体のレストランならではのメニューもある。 「デニッシュの皿盛り」は、皿盛りのデザートだ。四角いプレートに、カスタードクリームをたっぷりとのせた小型のデニッシュと、イチジクやブルーベリーなど様々なフルーツを盛ったものだ。フルーツにカスタードクリームをからめて食べる。 「パンの盛り合わせ」は、4〜5種類の食事パンを薄くスライスしたものを皿に盛り合わせたものだ。無塩バター、有塩バター、オリーブオイルをのせた小皿と共に出す。パンのスライスの盛り合わせは、デザイン的にいうと、刺身の盛り合わせに通じるものがあるそうだ。「ここでおいしいパンと料理がある食卓を体験して頂き、パンを買って帰っ・・・(月刊ブランスリー2005年12月号へ続く) |