シェフの西村雅弘さん(左から2番目)と販売担当の西村千賀子さん(右)と、製造担当のスタッフ |
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ねこの顔をイメージしたプチパン、串団子に見立てた菓子パン、シナモンをトッピングしたチョコレートのデニッシュなど、見た目のかわいさや一味違う味の組み合わせで、思わず手が伸びてしまうようなパンがずらり。 Bread50は、横浜市港北区の住宅街に昨年6月オープンした新店だ。シェフの西村雅彦さんと共にパン作りに励むのは、未経験者として採用されたスタッフ2人。しかし、オープンして半年が経った現在、「成形は安心してスタッフに任せられるようになった」と西村シェフ。 「ショッピングやお茶をするのが好きなスタッフは、メニューを開発するのに多くの引き出しを持っています」(西村シェフ) 「ネコのおやこ」(ママネコ80円、コネコ60円、小サイズ40円)は、スタッフがショッピング途中で見たクリスマスツリーの飾りつけからヒントを得た。ツリーに飾れるパンを作れないかと、飼い猫をモデルに見た目のかわいい小さめのパンを開発。「チョコシナモン」(160円)は、シナモンが好きだというスタッフによるものだ。スタッフは同店の顧客の大半を占める女性客と嗜好が近いこともあり、シナモンとチョコレートの組み合わせが絶妙と、人気の品となった。 「定番の品でも、必ず一工夫入れて当店にしかないパンを...(月刊ブランスリー2010年4月号へ続く) |