ツオップの2階にあるカフェを貸切って開催された文房具朝食会。朝食をしっかりとりながら、文房具の話題で盛り上がる |
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出社前などの朝の時間に、勉強や習い事などの活動をする「朝活」をする会社員が増えている。 複数の人が集まって朝活をする場合、喫茶店やベーカリーが会場として使用されることがある。千葉県松戸市にあるベーカリーの人気店「ツオップ」も、朝活の場として利用されている。コーヒーとパンで朝食をとるだけではない、朝活の会場としてのベーカリーの顔を追った。
2月7日、日曜日の早朝。休日にも関わらず、「朝活」の会場となる「ツオップ」に17人が集まった。ここで行われる朝活のテーマは「文房具」。朝食をとりながら、各自持ち寄ったおすすめの文房具を皆に紹介するというものだ。 「文房具についての情報交換だけにこだわっているわけではありません。文房具なら、どんな業種の人でも大抵は使用しているはず。普段関わることのない社会人同士が、対等な関係で意見を交わし合うことのできる場を持てたらいいなと思い、始めました」と同会主催の成島智弘さん。「文房具朝食会」の第一回目は、08年の11月で、ツオップを会場にして開催したのは09年6月。始めた当初はチェーンのカフェやホテルのレストランなどを利用していたが、話し合いながら食べることの難しさや、10人を超える規模で机を囲む空間作りができないなどの問題があった。「どうしたらきちんとごはんを食べながらできるのか」と探していたところ、ツオップに...月刊ブランスリー2010年3月号へ続く) |