9月3日のオープン後2週間を経た取材当日も、開店前から30名を超えるお客が列をつくっていた |
「クロワッサン・エシレ50%ブール(ドゥミ・セル)」(有塩) |
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「新丸ビル」に続く東京・丸の内の新たなランドマーク「丸の内ブリックスクエア」に9月3日「エシレ・メゾン デュ ブール」がオープン。片岡物産とVIRON(ヴィロン)などを展開するル・スティルのコラボレーションにより実現したエシレバターの専門店だ。「専門店とはいえ、バターそのままでは面白みに欠ける。そこで、今までエシレバターを知らなかったお客様にも興味を持ってもらえるよう、パンや菓子の開発に力を入れた。これらの商品でエシレバターともっと親しんでもらいたい」と片岡物産マーケティング本部の福田恵美氏。 エシレバターが日本に上陸して約10年。現在はジョエル・ロブションやパティスリー・サダハル・アオキ、ビゴの店、ホテルのレストランなどで使用されているほか、高級食品スーパーの紀ノ国屋などで販売。また同店周辺は、焼き立てのバゲットと一緒に別料金で提供しているヴィロンの店舗があることから、元々エシレバターの認知度が高いエリア。同店のオープンによってさらに、東京・丸の内エリアでの存在感が増すとともに、エシレバターを使ったパンや菓子は、新たな「東京土産」の逸品として期待される。 バターの...(月刊ブランスリー2009年11月号へ続く) |