湯種法を採用し、もちっとした食感が特徴の「やわらかい食パン」 |
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東京・世田谷区のBreadal One(ブレッダル ワン)は、営業時間が、正午から午後2時半までと、午後5時から午後7時までののユニークなベーカリーだ。 同ベーカリーの「やわらかい食パン」(1斤250円)は、4週間ごとに予約を受け付け、予約開始から数時間の内に4週間分の予約が埋まってしまうほどの人気商品。 湯種法を採用し、もちっとした食感が特徴。湯種は、小麦粉と熱湯を混ぜ合わせて捏ね、冷蔵庫で1日から3日熟成させたものを使用。 「1日16斤作っているのですが、『予約をしたい』というお客様が多くて、そのつど承っていました。何しろ作る量が少ないもので、1カ月以上先まで予約が埋まってしまうようになりました。長い期間待っていただくのは申し訳ないし、予約の管理も大変になってしまったので、予約の期間を4週間単位で区切ることにしたんです」と、同ベーカリーの山岸充オーナーは話す。 1日に作る16斤のうち6斤は当日の予約なしの販売にまわし、残りの10斤を予約販売分に振り向ける。 予約の受付を始める数日前から、店頭に貼り紙をして、予約受付を始める日を顧客に伝える。 同ベーカリー...(月刊ブランスリー2006年8月号へ続く) |