「小麦粉や油脂など原材料の値上げが相次ぎ、パン屋さんでも値上げをするところが増えています。パン屋さんの値上げについてどう思いますか?」と聞き、「きちんとした理由があれば仕方がない」「どんな理由があっても、値上げは受け入れられない」の2つの選択肢から選んでもらった結果(回答者数317人、単位=人) |
「どれくらいの値上げまでなら受け入れられますか?」と聞き、「5%の値上げまで」「10%の値上げまで」「20%の値上げまで」「30%の値上げまで」「50%以上も仕方がない」「値上げは受け入れられない」の6つの選択肢から選んでもらった結果(回答者数317人、単位=人) |
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「パンの値上げ、どう思いますか?」のテーマで、ネットアンケートを実施した。ブランスリー報道社が運営するパンの総合サイト、ブランスリーネット内のパンのショッピングモール「パンとお菓子の共和国」で、アンケートに答えてくれた人の中から抽選で景品(パンセット)をプレゼントするという形で行った。実施期間は11月1日から9日までで、317人から回答があった。
値上げ幅は「10%まで」が最多
「小麦粉や油脂など原材料の値上げが相次ぎ、パン屋さんでも値上げをするところが増えています。パン屋さんの値上げについてどう思いますか?」と聞き、「きちんとした理由があれば仕方がない」「どんな理由があっても、値上げは受け入れられない」の2つの選択肢から選んでもらったところ、「きちんとした理由があれば仕方がない」が305人(96・21%)で、「どんな理由があっても、値上げは受け入れられない」は12人(3・79%)だった。ほとんどの人が、きちんとした理由があれば、値上げは仕方がないと考えていることがわかった。 さらに、「どれくらいの値上げまでなら受け入れられますか?」と聞き、「5%の値上げまで」「10%の値上げまで」「20%の値上げまで」「30%の値上げまで」「50%以上も仕方がない」「値上げは受け入れられない」の6つの選択肢から選んでもらったところ、最も多かったのは、「10%の値上げまで」の153人(48・26%)だった。次に多かったのが「5%の値上げまで」で133人(41・96%)。さらに、「20%の値上げまで」の18人(5・68%)、「値上げは受け入れられない」の9人(2・84%)、「50%以上の値上げも仕方がない」の3人(0・95%)、「30%の値上げまで」の1人(0・32%)と続いた。 また、アンケートでは、値上が許せるベーカリーと許せないベーカリーは、それぞれどんなベーカリーかを聞いた。(16〜19ページを参照) 値上げしても許せるベーカリーについては、「素材を活かして手作りで一生懸命作っているパン屋さんです。また個性をいかしながらもトッピングに変化をもたせて常に新しい事に挑戦しているパン屋さんです」(35歳女性、東京都)などの声が、聞かれた...(月刊ブランスリー2007年12月号へ続く) |