マロングラッセと栗の甘露煮をフードプロセッサーにかけて作る栗のフィリングを包んだ「マリアージュ」 |
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東京・世田谷区下馬のベーカリー、ティグレの「マリアージュ」(210円)は、素朴さと洗練された雰囲気を併せ持った商品。いちじくとくるみを練り込んだ生地を使用。生地には、牛乳やはちみつ、マッシュポテトも入っていて、比較的リッチな配合。 この生地に、栗のフィリングを包んで、棒状に成形する。ホイロ後にハート形に抜いた型紙の上から粉をふって焼成。 栗のフィリングは、マロングラッセと栗の甘露煮をフードプロセッサーにかけて作る。平均すると1日15〜20個の販売量だという。 「栗といちじく、くるみの組み合わせって面白いんじゃないかと思ったのがきっかけでした」と同ベーカリーオーナーの望月哲二さんは話す。 栗のフィリングに洋酒が効いていて、洋菓子のような味わいもする。パンに入ったくるみといちじくの食感を、栗のフィリングの洗練された味わい...(月刊ブランスリー2008年4月号へ続く) |