大きなパン職人のイラストが描かれた建物がトーホーベーカリーだ。 |
人気の「ラウンドサンド」。右が「ローストチキン」(231円)、左が「照焼きチキン」(同) |
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大きなパン職人のイラストが目印
JR吉祥寺駅からバスで約10分、吉祥寺通りに面した、大きなパン職人のイラストが描かれた建物が目に飛び込んでくる。一目でベーカリーとわかる。店の前にはオープンカフェ風のスペースと車4台分の駐車スペース。 入店すると、すぐ左手に、大きな平台があって、同ベーカリーの売れ筋トップ5に入る「コロッケコッペ」やラウンド食パンを使った「ラウンドサンド」などの調理パン類が所狭しと並んでいた。お昼時には長蛇の列ができるという。通路を挟むようにして平台のまわりに配された陳列棚にも様々なパンが並んでいた。 「コロッケコッペ」(105円)は、サクサク感のあるコロッケと千切りにしてよく水切りしたキャベツをサンドし、自家製のソースをかけた商品。コロッケのサクサク感を出すために長めに揚げているという。売れ具合を見ながら、1日何回もコロッケを揚げて、用意しておいたコッペパンにサンドする。揚げたてのコロッケのサクサク感が売り物だ。 「ラウンドサンド」は、円柱形の型で焼くラウンド食パンを使ったサンドイッチ。ラウンド食パンを厚めにスライスして、ガーリックマーガリンをのせて、オーブンで加熱し、横に切れ目を入れて、具材を挟む。「照焼きチキン」(231円)と「ローストチキン」(同)の2種類がある。パンに染み込んだガーリックマーガリンが独特の香りと食感を出していて、具材との相性もいい。 「トリュフ」(105円)は1月下旬から3月末までの期間限定販売で、バレンタインを意識した商品。ドーナツ生地を使用。生チョコを包んで揚げ、溶かしたチョコレートにドブづけして、ココアパウダーをま...(月刊ブランスリー2006年3月号へ続く) |