グリーンの絨毯カテゴリ:ノンジャンル/2007年09月21日 Posted by yuikobo
木陰に苔が延びてきました。よーくみるとフッカフカなグリーンの絨毯のようにみえます。絨毯を作り出した中央アジアの文化圏では、遊牧民の住居に、動物の毛皮などを敷いていたのがその始まりのようです。その毛織物を敷物にも応用し、現在のような芸術的絨毯を生産しています。一方、鮮やかな苔をよく見ていた極東アジアの日本人は、環境にも恵まれて定住型生活し、持ち運び不自由な畳を考えました。本当に苔の様な民族です。自然環境は実に様々な事にまで影響するのだと思わされます。最近では何でもグローバル化が進み、地域の個性が薄れてきているように感じます。どこの駅に下り立っても同じ店があったり、どこの国にも同じホテルが在ったり・・・旅がつまらなくなりそうで悲しいです。時にはこの苔絨毯を思い出して日本らしさを考えてみたいなと思います。

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この記事へのコメント(3)
  • お忙しいところ、お手間をお掛けしてしまいましたね。でも、とても丁寧にお教えいただき有難うございます。結農場日誌も楽しみにしていますね。温かく、優しい結工房さん、益々頑張ってください。
    Posted by【隣組ファン】on 2007年09月27日
  • コメントをいただきまして有難うございました。四季は移り変わりが早いですね。苔の種類はおそらく木の根本、湿度の安定した日陰から、そのような場所を好むシラガゴケ科のものと思われます。(推測で申し訳ございません) よくお寺や神社の杉の木の下え見る事が出来ます。日本の古来の風情を演出し、ほんとに綺麗なものです。紅葉の季節、雪の季節もまた楽しみです。いつも応援有難うございます。
    Posted by【結工房】on 2007年09月26日
  • 苔がふわふわになりましたね。皆さんの出勤前にお邪魔して触らせていただきました。優しい感触。なに苔でしょうか。この長い夏、水やりが大変でしたね。苔が恩返ししてくれたことと思います。お忙しいと思いますが、結工房さんの活動、陰ながら応援しています。有難うございます。
    Posted by【隣組ファン】on 2007年09月22日

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