木造の敵? | カテゴリ:現場から/2016年04月15日 Posted by yuikobo |
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最近伺ったお宅で水漏れによるシロアリ被害がありました。シロアリと言えども、ゴキブリの仲間です。 2年に1度ちょうど今頃の初夏に、羽蟻が、地中から羽ばたき新しい巣を作ります。暗闇・湿気・温度・木が揃うと好条件みたいです。普通の朽ちた木々にも巣を作ります。それらは分解され自然に土に戻るのですが、木造の家に棲家を作ったら、土台や柱を蝕んでいきます。新築で防蟻処理に薬剤を1Mの高さまで吹付けるはそのためです。 (最近は上から蝕むシロアリが発見されたとも聞きました) 当社では人体に無害なホウ酸を提案しています。水で流さない限り散布しなおしは不要です。 シロアリが家の基礎の上まで登って来ないように、 「床下の換気(外気温)」「お湯が流れるの排水管や給湯管を外部に出す」「床下点検のしやすさ」 などを考慮しておくと家が長持ちします。 神社や寺が長持ちするのは、床下がスカスカで換気良好、木部が表しで湿気がたまらず、軒も長く雨があたりにくい、質のいい材料を使っているからだと思います。 新築でなくても防蟻処理は可能です。ご相談下さい。
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