2007年12月04日 18時17分37秒 Posted by もんろー
師走のもんろーブロート「シュトーレン(フェーブ入り)」
ドイツのクリスマスに17世紀から作られていたシュトーレン(発酵菓子)。パウダーシュガーで覆われた形は、布にくるまれたイエスを模したものと言われています。家庭で焼かれるのが本来のドイツのものらしく1ヶ月前から作ります。生地捏ねに力が要りますので、昔は一家の主が作るものでした。手間と時間がかかりますが日持ちがして日を増すごとに生地のバターとラム酒漬けフルーツが調和してきます。これを1切れ、1切れとカットして食べながら、クリスマスが来るのを待つのです。大人たちはそれを、あったかな赤ワインと共に楽しみます。 もんろーのオリジナルスパイスは、ヨーロッパのものより強くありませんので、抵抗なく召し上がっていただけるかと思います。スライスアーモンド&胡桃、ラム酒に漬けたカリフォルニアレーズン&グリーンレーズン、オレンジピール&レモンピール(コアントロー漬け)、プルーン(赤ワイン漬け)などが入っています。薄くスライスしてお召し上がり下さい。 また、このシュトーレンには、小さなフェーブが入っています。フェーブの入った一切れが当たった人はとてもラッキー☆♪ご家族で、あるいはお仲間と、ワイワイ楽しいクリスマスのひと時をお過ごし下さい。 今年のフェーブは「コメディーデラルテの役者達」。シェークスピアにも影響を与えたという仮面即興喜劇の役者たちです。大道芸人のアルルカン、繊細孤独な夢想家のピエロ、自慢話好きな軍人カピターノ、猫背の鷲鼻ブルチネッラ、魅惑的で無知なコロンビーナ。 何が出てくるかはお楽しみです♪
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