新年、明けましておめでとうございます。本年もどうかよろしくお願いいたします。 昨年は、「今年の漢字」に「偽」が選ばれました。なんとも悲しい話ですが、考えてみれば、食品偽装、決算偽装など、様々な分野で偽装が問題になった年でした。「嘘つきは泥棒の始まり」と昔教わった記憶があります。それなのに人はなぜ偽ってしまうのでしょうか。何かを守るため? 社業を伸ばすため? それともお金を儲けるため。嘘も方便? 考えてみれば、何かを守ることも、 社業を伸ばすことも、 お金を儲けることも、それ自体は決して悪いことではありません。むしろすばらしいことだと思います。それらの行動に、真面目さ、誠実さ、真剣さ、感謝の気持ち、そういったものが伴っていれば、それは自然にその人のしぐさや物腰に表れるものです。 「しゃれにならない嘘」をつく人たちには、どこかに、驕りがあるのではないでしょうか。 ちなみに、私は社業を伸ばすことも、お金を儲けることも大好きです。それはなぜかというと、自分が生み出した商品を人に認めてもらって、お金を払って買ってもらえると、自分がこの世に存在する意味が与えられたような気がするからです。自分が生み出した商品を認めて買ってくれる人が多ければ多いほど、「あなたの存在は無意味ではないんだよ」という声が大きく聞こえてくるような気がするからです。 というわけで、今年も、真面目に、誠実に、真剣に、感謝の気持ちを持って、頑張っていきたいと思います。 末筆ながら、ブランスリーネットをいつもご覧いただいている皆様にとって、2008年が実り多い年でありますことを、心からお祈りいたします。
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