業界団体などの集まりに、人間関係の負の部分が絡まってしまうと、健全な発展が見込めなくなる。あまりにも個性的で、カリスマ的な人が仕切るようになってしまうと、いい面がある反面で、悪い面も気になってくる。個性的で偉い人は、多分に「裸の王様」的な要素を持っている場合が多いので(これが魅力ともいえるのだが...)、その人のキャラクターとしっくり来る人だけの集まりになってしまうのだ。
プライベートの団体なら、それがその団体の個性になるが、公の色合いを含んだ団体の場合は、これでは少し困ってしまう場合がある。
仲の悪い巨匠2人が、共に所属できるような仕組みが必要になってくる。ピカソとマチスが、同時に活躍できる団体でなくてはならない。
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