若い頃は時間が経つのが遅かったが、歳を重ねてくるにつれて、どんどん速くなってくるのはなぜだろう。
昔聞いたのは、例えば10歳の終りで感じる10年は、生きた年数が10年だから、10分の10で、長く感じるという説だ。20歳の終りで感じる10年は、同じ理屈で、20分の10だから、10歳の終りで感じる10年の半分に感じるというのだ。40歳の終りに感じる10年は4分の1の長さということになる。真偽のほどはわからないが、そういわれてみると確かにそうかも知れない。
最近聞いたのは、歳をとるにつれて、記憶できることがどんどん減ってきて、短く感じるという説だ。確かに、私も20歳代や30歳代の頃よりも、物忘れが激しくなってきているような気がする。
まあ、いろいろあるだろうが、人生、一瞬一瞬を噛み締めて、多くのことを深く感じ取りながら、目標をしっかりと持って、精一杯生きていきたいと思う。
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