フランスでパン職人を目指す若者たちの多くは15〜6歳から職業訓練校に入り通常の勉強、パンの実習、現場研修を経験して卒業と同時に就職するという形がしっかりしています。パン以外の技術的な職業の学校も多く通常の高校と体系的に同じレベルで存在していて若いうちからその道を選ぶ人が多いようです。私の研修先のL'amandineにも3人の若い研修生がいますが10代とは思えない程とてもしっかりしていて朝早くから元気に働いています。多少の給料も貰えるようでより働き甲斐があるのではないかと思います。 研修日以外に週2日、私もAndre Siegfriedというパン菓子学校に通って実習を受けてますが広々としていて設備や材料もふんだんに用意されていて一日に3〜4種類のパンや菓子を作らせてもらってます。しかもアルザスのスペシャリテも多く内容に含まれているのでとても興味深く、楽しいです。ただ学校とはいっても現場での仕事に則した、お店で販売できるレベルのものを最低条件としていて指示や説明も全てフランス語なのでその辺は少し大変ですが。 既に40種類以上、作りましたが次回はその中のパン について書き込みます。 写真は学校の入り口のフロアに置いてあるものでかなり古い機械式ミキサーで発明当事のものらしいのですが何年前のものか聞きそびれてしまいました。確認したら追記します。
|