先日、千葉県茂原市郊外にあるベーカリーに行ってきました。 千葉県障害者就労事業振興センターの「店づくり相談」のお仕事です。 私が月刊ブランスリーに連載した「店長が自分でする店舗診断(全12回)」に共感していただき、呼んでいただきました。 お店を経営しているのは、特定非営利活動法人なので、売上げの収益は「工賃」として、そこで働く障害者の方に還元されます。 売上げを上げるためには、当然、魅力のある商品を、魅力あるお店で販売しなければなりません。 お客様に、「選んで」いただく努力が必要です。
訪問するまでは、一般の「店づくりや販売技術」が そのまま通用するのか、このお店の強みをうまくアピールできるか、不安がありました。 お店を見せていただき、管理者の方のお話しをお聞きし、働いている皆さんの姿を目の当たりにしたことで、その不安が解消しました。 来週、お店のレポートをお持ちしながら、支援アドバイスを行うので、詳しく書けませんが、お伺いした日に少しお話しさせていただいたことは、たいへん喜んでいただきました。
管理者のNさんご夫妻は、バイタリティーあふれる熱意の方で、良いお店を作って売上げを上げて、働いている方の「工賃」を上げたいという向上心にあふれています。 この夏に、いすみ市に2店舗目を開店される予定で、その店づくりも兼ねたアドバイスです。 働いている方へのご指導方法にも感心しました。説明したあとすぐに実際にやらせて、ほめて評価してあげるやり方は、素晴らしかったです。
http://www.bakery-shop.jp/
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