今日は、立冬。 日が短くなり、朝晩は、だいぶ冷え込む季節になりました。
先日、屋外鉄骨階段を塗装しました。
数年前に塗装したときに、 さびに強いシリコン塗料を使用しましたが、 環境条件が悪く、ところどころにさびが発生してきました。
原因は、降った雨が階段の踊り場にたまり、 その水溜りが、ひどい場合、数日間も乾かないことにあります。
同様な悩みは、よくあるものです。 鉄骨の屋外階段で、雨水の処理まで考慮されているものは少なく、 「雨⇔自然乾燥」の繰り返しにより、 すぐにさびやすいのです。
さびをほっといておくと、 板厚が薄くなり、必要な強度が保てずに、 階段自体を作り直しということもあり、 とんでもなく高いコストがかかります。 定期的な塗装が必要です。 といって、できるだけ塗装のコストを抑えるためには、工夫が必要。
写真は、踊り場の踏み板に穴を開けて、 雨樋を新設しました。 これで、雨水の処理ができ、さびにくい階段に生まれ変わりです。
また、今回は、「錆転換剤」を使用しました。 「錆転換剤」とは、赤さびに化学反応させて、黒さびに転換し、さびの進行を防ぐことができる塗料です。
塗装のご相談は、 第一店装におまかせください。
|