私が日曜日に指導している横浜ラグビースクールは、 幼稚園から中学生まで、200名以上の子どもたちが在籍しています。 その年度の切り替わりは、「2月」です。 4月に先がけて、早めに進級し、指導員の担当も替わります。 新年度の私の担当は、「中学生」になります。
今回、新中1年に進級した学年の約30名は、 小3から小5まで3年間、私が担当していたこともあり、 なじみの深い顔ぶれです。
3年間指導した最後(約1年前)に、 全員に短い手紙を書いて渡しました。 内容は、その子の、 「良い所、がんばった思い出」 と「励まし」の一文です。 もちろん、全員が違う内容でした。
先週の練習で、 中学受験のため、半年ぶりに、 出席してきた子のご父兄とお話しする機会がありました。
見事に第1志望の中学に合格したこと、 私が書いた手紙を、机の前に貼ってがんばってくれたこと、 聞きました。
もちろん、本人の努力の賜物であり、 心から本人と親御さんにお祝いを伝えました。
その子のほかにも、 私が書いた「あなたの良い所」の手紙を 自分の部屋に貼っている子がいるのを聞きました。
子どもに限らず、人は、 「認められる」とどんどん力を伸ばします。 「しかる」ことは大事ですが、 「ほめる」ことの方が、 人を育てるものです。
以前に読んだ本で、 人の長所、短所は、 「大き目のスカーフ」と同じ。 長所を上に持ち上げれば、 他のすべてが、上がっていく。 その通りだと思います。
相手の「良い所」に注目することが大事です。
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