1ヶ月くらい前の話しです。 12月24日クリスマスイブの早朝、 私と小5の次男坊の2人は、 千葉県銚子市に向かう電車に乗っていました。 父と息子の2人旅です。
その2年前に、私と長男で、 早朝出発〜福島県勿来(なこそ)駅〜勿来の関 〜茨城県五浦海岸 と一日中掛けて歩きました。 留守番をしていた次男坊が、 それを「おとこ旅」と名づけて、 自分の番を待っていたのです。
朝のうちに、銚子鉄道「犬吠駅」に到着。 駅の中で、おばちゃんが焼いている 焼きたて「濡れせんべい」、 感激する美味しさでした。
そのあとは、ひたすら歩きます。 「犬吠崎」から海岸線を歩き、 「銚子漁港」につく頃にはお昼になっています。 漁港から上がった海の幸で、 おなかを満たしたあとも、 歩く、歩く、話す、歩く、歩く、歩く…。
銚子駅まで戻ってきた頃は、もう夕方近くでした。 最後の難関は、千葉県銚子市と茨城県波崎を結び、 利根川の河口近くの延長1450m「銚子大橋」。 泊まりの宿に茨城県波崎を選んだのは、 大学ラグビー部時代に春合宿を行っていたからです。 私自身、約25年ぶりの再訪です。
ところがこの「銚子大橋」。 歩道がないのです。 数十センチ脇をトラックが走り抜けていきます。 数十メートル下は薄暮の利根川、吸い込まれそうです。 さすがに身の危険を感じて途中で引き返しました。 運良く、2時間に1本の路線バスに乗って、 利根川越えに成功。
民宿に到着。 お世辞にもキレイな宿とはいえませんが、 元気なおじちゃんとおばちゃんとの話しで、 心が温まりました。
あとから聞きましたが、 「銚子大橋」は現在工事中で、 3.5m巾の歩道を設けた新しい橋に、 2010年に生まれ変わるようです。
全てを「徒歩」でという行程は、 果たせませんでしたが、 次男坊にとっては、良い旅であったことでしょう。 (私にとっても!)
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