出店のための物件選びを同行する機会が多くあります。
○周辺人口などの集客力
○必要な厨房設備が可能か
○賃貸料は妥当か
○お店の視認性はよいか
○ファサード(お店の表の顔)を魅力的にできるか
などなど多くのチェック項目があります。
なかでも、慣れない方が陥りやすい落とし穴が、敷地の方角です。 お店の正面が東西南北のどちらを向いてるのでしょうか。
住宅の場合は、「南」向きがベストなことは、誰でも知っているでしょう。 寒い冬には低い角度の陽射しが入り込み暖かく、 暑い夏には高い角度で陽射しが入らないので、快適です。
では、お店はどうでしょう。
売上げが期待できる、昼ころから夕方にかけて、 店内に陽射しが入り込むのは、避けなければなりません。 最も避けたいのは、「西」向きの敷地。 夕方に商品を、直射日光から避けるために、 ロールスクリーンなどの目隠しをしなければなりません。 ベーカリーの場合、パンは直射日光がいちばん苦手です。 そればかりでなく、お店の外を通行する方に、 パンをアピールすることが有効ですが、 目隠しをしたのでは、魅力が激減してしまいます。
お店は、「北」か「東」向きがよいのです。
http://www.bakery-shop.jp/
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