5月18日にご逝去されたポンパドウル三藤喜一会長の「お別れの会」が行われ参列してきました。会社にとって、私にとって、言葉に尽くせないお世話になった方です。
ポンパドウルさんのお仕事を、第一店装がお手伝いさせていただいたのは、昭和48年にポンパドウル川崎店がオープンされた直後からと、先代(亡父)に聞いていましたので、40年近いご交誼をいただいていることになります。 昭和44年に1号店元町店を開店した当時は、焼きたてオーブンフレッシュベーカリーの草分けで、トングとトレイを持ってお客様が好みのパンを取っていく「セルフ方式」を始めたのもポンパドウルさんが最初と聞いています。 最高の店舗、最高の什器を目指す、という方針で、当時の三藤喜一社長と先代亡父は、たくさんのお店を見て回ったり、パン陳列ゴンドラの試作品を作ったことを聞きました。 平成6年父が亡くなった直後に、当時の横浜そごう店のリニューアルがあり、1〜2時間刻みの突貫工事を行いました。開店した店を見て三藤会長から「さすが第一さんです。これからも安心です。」とお言葉をいただいたのは、大きなエネルギーとなり今でも私の宝物です。 ポンパドウルの方とお仕事させていただくなかで、三藤会長の教えをお聞きしたことは、会社経営の大切なヒントをいただきました。 三藤会長のご命日の5月18日は、先立たれた奥様と同じ日です、と教えていただきました。夫婦そろって同じ命日とは素晴らしい仲の良さですね。 私の亡父の命日も同じ5月18日です。 亡父の遺影を胸ポケットに入れて、参列させていただきました。
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