最近、出店希望者の方の店舗物件選びで現地確認に同行する機会が多くあります。
出店を検討されている方には、店舗賃貸契約する前に、必ず、一度同行させていただくことを強くおすすめしています。
新規出店工事にかかわるコストは、物件によって大きく左右します。 その代表が、電気、水道、空調などの設備工事です。 これらの基本設備が、想定しているお店の要件に見合っているか、によって、コストが変わります。
床、壁、天井をつくって、お店にあったデザインに仕上げるコスト、というのはどの物件を選んでもさほどの違いはありません。 しかし、電気、水道、空調などの設備工事コストは、物件によって、何分の1または数倍になる場合もあります。
設備工事にコストがかかりすぎて、お客様を集めるのに大切な「お店づくり」にコストが掛けられない、などという悲しいことが起こらないとも限りません。
居抜きの物件は、うまくはまれば、コストを抑えられます。しかし、いらない造作部品を処分するのは、却ってコスト高になります。かけられる資金は決まっているのですから、前の人のお店の処分費まで負担していては、開業後の運転資金に影響がでるかもしれません。
できれば、いや、絶対に店舗賃貸契約をする前に、ご相談ください。貸主さんや不動産屋さんとの折衝についてもアドバイスできます。何件でも、何件でも足を一緒に選びます。 契約完了してからでは、何もできませんので。
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