パン屋日記、パンを焼きながら思うこと、パン屋での出来事などなど
みかづきパン屋さん
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2005年01月19日 19時22分49秒 Posted by クレッセント
クイニャマン
フランスブルターニュ地方の素朴な焼菓子。

以前の店のとき、約8年前くらいだろうか、大流行した(といってもパン好き以外の人は(特におっさん)知らないだろうなぁ)お菓子です。

その時もピークで120個くらいは売れていた。(10万そこそこの店で、である)

流行が終わったあとも、それなりに売れていたが、クレッセントでは商品構成からははずしていた。

なぜなら、そこまで手が回らなかったから。

手が回らない、・・これって、何か最もな言い訳じみているようで、自分は実はとっても嫌いな言葉なのだ。
「出来ない」「やれない」などのマイナス指向そのものだからなんだけど、自分の心の左端の方にあるサボり癖からきているのだな、と思う。

で、それを押しのけてくれるのが、お客様の言葉。
「あれ作ってぇ」「何であれないのぉ」「いつから焼くのぉ」「いつ来てもないのよねぇ」
・・・いつも「困ったなぁ」からグサグサ刺さるようなお言葉までありますな。
「あれ美味しかったんだよね、また作ってくれませんか?」「ここのしか食べれないんだよねぇ」
ウ〜!たまりませんねぇ、これが聞きたくってパン作っているようなもんだぜぇ!!なんてこれぞパン屋冥利なんですねぇ。

これが聞けりゃマイナス指向なんてどこかに飛んでいってしまいます。

てな訳で、ある昔からのお客様(Iさん)の要望で
復活しました!!

自分で食べてみて「!!懐かしい!!」と思いました♪



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