10月2日、ツジ・キカイ本社にて、安食雄二シェフによるスイーツトーク&セミナーを開催しました。
実演は、石窯「エレガンス」で焼いたジェノワーズと、スチコン「ベイキープロ」で焼いたマドレーヌの2アイテムに絞り、"SWEETS garden YUJI AJIKI"開店から約2年半が経過した、今の安食シェフの想い、これから挑戦したいこと、経営者として大事にしてきたことなど、溢れ出す熱いトークに惹き込まれました。
とくに注目すべきは、できたての美味しさを如何に伝えていくかというテーマ。焼きたてのマドレーヌは表面はカリッと中はしっとりして美味しい!これをいつも食べられたら、こんな幸せなことはないと感じました。しかし、まだ実際にはそのような提供の仕方はできていない。冷まして、個包装している。「包装はしたくない。そのまま焼きたてを食べて欲しい!」と熱く語る安食シェフ。それが実現できるようにサポートしていきたい。ジェノワーズも焼き貯めをするのではなく、焼き上がって、冷ましてすぐに仕上げて、即、持って帰って、食べて欲しい。クリスマスにはそんな新たなやり方を構築して、実現したいと夢を語るシェフ。常に、最高の状態、最高に美味しいタイミングで食べて欲しいとの想いをカタチしようと挑戦する姿勢は素晴らしいです。
パティシエとしてのみならず、人生をどう生きるかということを考える素晴らしい時間でした。3時間半の安食ワールドは、とっても短く感じられました。
安食シェフ、助手の深堀さん、参加していただいた皆さん、ご協力いただいた会社の方々、ツジ・キカイのみんな、本当にありがとう! 共に成長し続けましょう!!
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